コロナ禍出産 母子共に命が危なかった話④いつものパニックじゃない
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本編
あとがき
いつものパニック発作なら、自分で呼吸をゆっくりすることを意識すれば、数分でおさまります。
でも、この時の過呼吸は自分の力でコントロールすることが全くできませんでした。
ゆっくり息を吐こうとしても、体が勝手にヒュッと息を吸ってしまうのです。
震えも強くなり、手にはずっと力が入った状態で、歯がガチガチと音を立てるほどでした。
こんなに震えた経験は今までに一度もありませんでした。
自覚はありませんでしたが、熱もどんどん上がっていたようです。
39℃を超えたのは、子どもの頃のインフルエンザ以来だったかもしれません。
過呼吸はどんどんひどくなり、呼吸がうまくできなくなって、このまま死んでしまうかもしれないと思いました。
咄嗟に「救急車を呼んで!」と叫びました。
この判断が、結果的に私もお腹の子も救うことになります。
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