コロナ禍出産 母子共に命が危なかった話⑥たらい回しになるかもしれない
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本編
あとがき
父が救急車に同乗してくれて、病院に搬送されることになりました。
この頃、出産を控えた妊婦さんがコロナの影響で病院に受け入れてもらえないニュースが流れたこともあり、父はかなり不安になったようです。
切迫早産で入院していて、出産でもお世話になる予定だった□□病院で受け入れてもらえることができたので、私はラッキーだったのだと思います。
私の状態が状態だけに、違う病院に搬送される可能性も十分ありました。
漫画ではスムーズに受け入れ先が決まったような表現になっていますが、実際は「なかなか搬送されないな…」と不安になるくらい時間がかかっていました。
家から救急車の様子を見ていた母も、救急車が長く停まっていたので「何か非常事態が起きたのか」と心配だったと言っていました。
長く停まっていた救急車の中で、私の呼吸は落ち着きました。
「救急車に乗れたからホッとしてパニック発作はおさまったんだな~」と、この時は思っていました。
パニック発作は、突然のパニックや過呼吸で、命の危険を感じて救急車を呼ぶ方もいます。
でも、病院に着いたら発作はおさまり、検査をしても異常が見つからないというパターンが少なくありません。
私もそのパターンだったんだなと思いました。
異常がないのに救急搬送されるのは気が引けましたが、お腹の赤ちゃんに万が一のことがあってはいけないので、きちんと検査してもらおうと思いました。
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