コロナ禍での妊娠が超ハードだった話(28)同室の桃田さん1

前回の話はこちら

コロナ禍での妊娠が超ハードだった話(27)壮絶な出産体験談

第1話はこちら

コロナ禍での妊娠が超ハードだった話①妊娠判明(1)

 

本編

 

 

 

 

あとがき

切迫早産で入院していると、長期になるのでとても暇です。

面会禁止だったこともあり、誰かと話したい気持ちが強かったので、私は同室の方と仲良くなりたいなと思っていました。

4人部屋で、2つのベッドは数日ごとに患者さんが入れ替わります。

コロナ禍での妊娠が超ハードだった話(21)PCR検査の結果は?

※21話参照

 

入れ替わらず、ずっと同じベッドにいたのが桃田さん(仮名です)

桃田さんは、他の人との交流を避けているような印象がありました。

カーテン越しに聞こえてくる助産師さんとの会話でも、とても声が小さくて最低限の会話しかしていなかったので、おとなしい方なのかなーと思いました。

 

毎日同じ空間にいて、同じ切迫早産だったので、私は勝手に同志のような気持ちになっていました。
毎日寝たきりで辛いよねーとか、点滴の副作用キツいよねーとか、そういう話ができればいいのに…
でも、無理に話しかけるのもな…
と、悶々。

 

入院生活も後半に入った頃、シャワー室で桃田さんに会いました。

シャワー室は、鏡のある洗面スペースとシャワーのスペースが複数ある造りになっていて、同時に3人ほど利用できるようになっていました。

 

次の話はこちら

コロナ禍での妊娠が超ハードだった話(29)同室の桃田さん2




同じカテゴリの記事



アプリなら通知ですぐ読める!

NAPBIZブログ

NAPBIZブログ